資本主義の崩壊

インドの哲学者・思想家のP.R.サーカーは、「資本主義は花火のように爆発する」と予言しました。サーカーは、共産主義の崩壊を予言した人で、弟子のラビ・バトラは、ソビエト連邦の崩壊やベルリンの壁の崩壊を言い当てた人です。やがて、資本主義が崩壊することも、予言しています。格差が著しくなり、富が、一部の人に極端に集中した時、その社会システムは崩壊すると言われています。今、世界の富の、大部分が、わずか数パーセントの人に握られている時代になり、資本主義の崩壊は、目前です。

資本主義は、自由競争主義でもあります。これは、お金を儲けるためには、何をしても構わないと言う、物の考え方でもあります。そう言う自分勝手な物の考え方は、環境を破壊し、貧困を生み、私たちの健康や人間関係すら破壊してきました。経済が発展すればするほど貧困が増え、肉体的、精神的病気も増加の一途を辿っているのです。

サーカーは、資本主義崩壊後の社会システムを提言し、プラウト(PROUT: Progressive Utility Theory)と呼んでいます。今までとは違う、スピリチュアルな社会を目指すもののように思います。生活が、経済に根ざすべきではないという考え方です。生活も働くことも、お金のためで亡くなった時、私たちの価値観は、大きく変わるのです。

最近、ビジネスに重きを置かない、様々な動きが出てきています。ベーシックインカム、エアーB&B(民泊)、Uber(ウーバー、自家用車のシェアシステム)など、様々な資源を「シェアする」考え方も、既に現れ始めています。お金を稼ぐことを主目的にしないやり方が多く現れた時、今までの資本主義は、大きな音をたてて崩れ去るかも知れません。

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