地消地産

地産地消の間違いではありません。逆にしてみました。

地産地消は、食べるものを買うのなら、自分が暮らす地域から買いましょう、という意味で捉える人が多いと思いますが、これを逆に考えて、地域の人が食べる分だけ作りましょう、という意味に捉えてはどうか、という提案です。

自然農の福岡さんは、「農をビジネスにしてはいけない。理想は、日本国民全員が、一人当たり2反の土地を持って、自家菜園すること。」と言いました。「都市を滅ぼせ」を書いた中島正さんは、「都市は不耕貪食。自分たちは食べ物を作らず、田舎に作らせ貪り食っている。」と都市を批判しました。いずれも生活が、農に根ざすべきことを言っていると思います。

そこで、先ず、「自産自消」から考えてみましょう。自給自足ですね。私たち夫婦は、自分たちで食べる分だけを自分たちで作っていますが、例えばメロンだったら、1年に3個か4個あれば十分、それも家族や友人と分けあって、です。もし、50個作ったら他の人に売れますね。1000個作れば、お金になります。1万個作れば、大きな稼ぎになります。でも、これをするから問題が出ます。大量生産は、人間にとって良くない食べ物を作り出してしまうからです。農薬、化学肥料、長期保存、品種改良、遺伝子組み換え、コスト削減、売り上げ増加のために、なんでもするようになります。自分で食べる分だけなら、そんなことはしないし、する必要もない。だから、人のぶんまで作らないのがいいのです。ましてや、よその国の人が食べるぶんまで作るなんて。

それを少し広げたのが、地産地消ではないかと思います。全員が農をするのが理想ですが、そうも行かない。それなら、みんなで助け合いましょうというのが、地産地消です。つまり、農を大きなビジネスにしない、ということです。自分が食べる以上に作るなら、せめて、地域の人のぶんまで、という限度を持つ、ということです。との「地域」の大きさは、人によって考えが異なってくると思いますが、基本の考えは、ほどほどに、ということです。

地消地産を守れば、その「食」は、きっと私たちの健康を守ってくれると思うのです。農から乖離した生活、農を見放した国家は、危ういと思います。

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