第16回有機生活楽習宿を終えて

有機生活楽習宿を始めて16回目、その前のWWOOFからは、4年が経ち、70名以上の人たちを迎えました。今回、メンバーにも恵まれ、私たち自身が「有機生活楽習宿」の意義を考えるいい機会を与えられたと感じたので、少し書いて見たいと思います。

当初は、「あいむほーむ」の敷地が広く、私たち夫婦二人では、手に負えなくなって来たので、若い人たちのウーフの力を借りようと始めたのがきっかけです。ここは、有機生活庵「あいむほーむ」と名付けていたので、私たちの有機生活に対する考え方などを話し、みんなでいろいろ語り合いました。そうしているうちに、私たちの考えをもっと積極的に伝えたいと考えるようになり、テーマを持って話をしようと始めたのが、「有機生活楽習宿」です。

ウーフの時は、2週間やったこともありましたが、有機生活楽習宿では1週間。仕事の量も、話すこともそれくらいでちょうどいいかと思っています。それ以上は、お互いが緊張感が薄れ、よくないのです。有機生活楽習宿でやっていることは、およそこんな感じです。朝7時には起き、ベッドメーキング、部屋の掃除、トイレ・シャワーの掃除をしてもらい、朝8時から朝食。午前中3時間、午後2時間野外作業をしてもらい、昼食、夕食は、私たち夫婦と一緒にします。この時間も、たくさんの話をします。食事中は、勉強会というより、お互いのことを知り合うのが目的です。夕食が終わると後片付けをしてもらい、その後、夜の10時ごろまでみんなで話をします。勉強会といっても、堅苦しい内容ではなく、みんなで話をするのです。私たちが伝えたい内容は、こちらから話をしますが、一方的に話を聞くのではなく、お互いの考えを出し合います。なので、話する内容を全く知らない人は、参加しても退屈すると思います。知識は少なくても、関心があるのとないのとでも大きく違います。

話する内容は、次のようなものです。世界は、誰が動かして、今、何が起こっているか。これから、何が起ころうとしているか。食のこと、病気のこと、治療のこと、コミュニテイのこと、お金のこと、農業のこと、自然の事、昭和のこと(来る人たちは平成生まれが多いので)、仕事のこと、家事のこと、暮らしのこと、宗教のこと、精神世界のこと、古代のこと、歴史のこと、ありとあらゆることです。なぜかというと、これらは、お互いに全てが関連していて、マクロビだけを知っても料理はできない、パーマカルチャーだけを知っても農業はできないのと同じで、陰謀論だけを知っても、世の中を良くすることはできないからです。

私たちが勉強会で基本にしていることがあります。それは、生活を基盤にするということ。世界情勢や食のこと、農作業のこと、病気や治療のことを話しても、生活が疎かであっては、何のための勉強会かわからなくなります。家庭をおろそかにして、仕事や勉強をしても、何の意味もないのです。掃除の仕方、後片付けの仕方、仕事の仕方、コミュニケーションの仕方などをうるさくいうのは、そのためです。

勉強会の中で、私たちは、なぜこういうことをしているかも話すようにしています。私たちは、昭和の良き時代から今までの日本の姿を見て来ているので、今、何が間違っていて、これからどうなるのだろうかということが見えて来ています。このままでは、病気も貧困も不幸感も少なくなるどころか、ますます増えていくのは目に見えて明らかです。私たちが、世界や日本を変えないといけないのです。そんなことがこんな勉強会で、できるわけがないと思う人のために、「100匹目の猿」の話をしています。一匹目の猿がしたことは、遠く離れた百匹目の猿の行動を変えるという話です。つまり、自分が変われば人が変わるのです。私は有名人でも講演家でもありませんが、できるのです。日月神示の未来は、自分から始めればいいのです。

私は、みんなが事実と真理を知るようになれば、世の中は変わると信じています。今回、メンバー全員の基礎があり、理解も関心も高かったことで、私たちが心地よく過ごせ、これからも、体が続く限り、有機生活楽習宿は続けたいなと思った第16回有機生活楽習宿でした。

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